イタリア工房 Bottega"S" (ボッテガ・エッセ)イタリア製手作り工芸品・雑貨

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スタッフコーナー

イタリアはトスカーナやウンブリアの工房で働く職人さん、アーティストとのコラボから生まれたサイトです。職人さんたちが心をこめて手作りした商品ばかり、素晴らしい出来栄えを是非ご覧頂きたいと思います。

新着情報、展示会のお知らせ、私たちスタッフの苦労話なども随時ブログに書いています。ブログもご覧くださいね!

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プレゼント用のギフトラッピングも承っています!

営業時間
平日10〜12時、14〜17時
(土日祝日休み)

但し、土日祝日、時間外も当サイト・メールでご注文、お問い合わせは受け付けています。
TEL 03−6303−9722
mail@bottega-esse.jp

小銭入<内ポケット付>赤金刻なし/075

 イタリアの革製品の素晴らしさは世界的に有名ですが、なかでもフィレンツェを含むトスカーナ地方は高品質な植物なめし手法の革を生産するイタリアで唯一の地域です。今でも昔とかわらず、なめしの工程に樹木のエキスのみを使用するため、どこよりも柔らかく、美しい革を専門職人が手間ひまをかけて生産しています。

 Bottega-Esseのご提供するこの小銭入れは、伝統の植物なめし革のみを用いてフィレンツェ郊外の工房で一つずつ手作りされています(>>革小物の職人さん) 小型の小銭入れではありますが、木型になめし革を押し付けて成形するのに大層な腕力と手間がかかるとのこと。この小銭入れを製作するときは職人さんたちが総出で朝から晩まで働き詰め、終わるころには皆へとへとになってしまうそうです。
また、当店用のオリジナル製品では、汚れがつきにくくするために、コインの触れる部分の毛羽立ちを抑える加工も特別に施してもらっています。

 掲載写真でもおわかりいただけると思いますが、おろして使うのが惜しくなるような素晴らしい色合いと光沢です。これが使い込むうちにえもいわれぬ風合いを帯びて、まさに一生ものの逸品となることをお約束します。

 縦7.5cm・横8cm・厚み2cmの小銭入れは、蓋をあけるとフィレンツェを象徴する金の「あやめ」の刻印が目に飛び込んできます。イタリア語ではGiglio(ユリ)と呼ばれていますが、フィレンツェ郊外に群生していたあやめ(アイリス)を様式化したもの。白地に赤のあやめは教皇派、赤地に白のあやめは皇帝派の紋章ですが、教皇派が支配的になった時代にフィレンツェ市の紋章になり、「赤あやめ」とよばれたそうです。また、フィレンツェで製造されていた「フィオリーノ金貨」にもこのあやめが画かれていたことにもあやかって、金色に刻印してもらいました。
(写真は、青色で掲載していますが、赤も内側は同じようになっています)


 機能面でも優れもので、小さな内ポケットが付いているので、コインだけでなくお札を数枚折りたたんで入れることもできます。ポケットやバッグにこの小銭入れだけをポンと入れて散歩やドライブにでかけたり、また、ちょっとしたお買い物の時にバッグの外ポケットに入れておけば大きなお財布を出す手間も省けます。

 この小銭入れは、光沢があり、また深みのある赤(Rosso)です。経年変化で色はやや濃くなりますが、光沢は失われません。
(植物なめし製品は、一般的に「直射日光」、「水気」、「擦り傷」は禁物ということにはなっていますが、小銭入れのような実用品ではそうもいきませんね。でも私も長年愛用していますが、古びてもいい色とつやを保っていますよ。店長)

 色も7色取り揃えていますので、お好きな色の小銭入れをお選び下さい。
また、これは表側に金色の刻印での縁取りがないタイプ。とてもスタイリッシュな現代的な感じがします。お友達やパートナーと色違いで持つのも良いかも知れません。またプレゼントとしても喜ばれること間違いありません。(>>ギフトラッピング)


 尚、この小銭入れの革はとても柔らかく、また磨き上げた仕上げになっていますので、なんどか開閉をすると細かい折り皺がどうしても革の表面に残ってしまいます。どなたにもまっさらな状態でお手元にお届けしたいので、折り皺のついてしまったものの交換はお断りをしております。開封後、どうしても交換をなさりたい場合には、折り皺がつかないようお取り扱いには細心の注意をお願いいたします。
型番 C1121R075